191027-イルミネーション


つい先日、ノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんは記憶に新しいところです。
青色発光ダイオードの発明に尽力された中村修二さんのノーベル物理学賞受賞はもう5年前なんですね。この発明のおかげで建築の照明界もLED主体になりました。

さて、日々、研究されている皆さんの努力や発想力には敬服しますが、それを使う私たちは、ただただ消費するだけで先を考えているとはいいがたいと感じるこの頃です。

例えば、LED照明は半永久的・・・と聞いたことはありませんか?
これは、LED自体はそうかもしれませんが、照明器具はそうではありません。実際に使えなくなるLED照明器具は日常にあって、私が使用していたものも先日、器具すべてが"ゴミ"となりました。LED電球であれば電球だけで済んだのでしょうが、まだ知識浅い時に「ゴミが減るなら」とLED一体型の照明器具を選んだところ、使用できなくなった時には器具すべてが使えなくなる・・・と学習しました。


今年は9月〜10月にかけて、台風による災害が多方面で大きな影響を及ぼしています。私のところも例外ではありませんが、その中で感じる大きな関心事は【災害ゴミ】です。
いつもは、有料の粗大ごみも災害時ということで自由に?仮置き場へ持っていくことができます。聞けば、いままで片隅に追いやっていたゴミまで便乗して持ってくる人もいるとか。

日本の産業廃棄物処理場は、災害が起こる前に飽和状態でした。
これは何を意味するのでしょうね?

モノは進化を遂げる。そうすると人は新しいものがほしくなる。古いものは捨てればいい。

日本の国土はゴミ捨て場でもなければ、そんなに広い面積でもありません。
原子力も、新しい技術も、その先に待っている状況を考えずに使えば問題が起こることは考えればわかることかと思います。


災害ゴミは確かに問題です。でも、出しているのは私たちの生活です。
たいへんたいへん・・・と騒ぐ前に、いま、この先を見直す必要があるのだと思います。日本はもしかしたら生活水準が国として合っていないのかもしれません。処理できないものに囲まれている・・・。

世界で環境問題が騒がれています。それは主に先進国で、と考えています。
大きな局面に面しているのだな〜と、今回の災害を通じて痛感しています。

さてさて、これからどうしますか?

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