181223-地方道


どもども。

過疎化。
限界集落化。

現在の地方圏における自治体が抱える"問題"の一つとして報じられます。
が、果たして本当にこれは"問題"なのでしょうか?

個人的に考えるのは、経済循環が乏しくなっていく・・・という点があるだけで、人の暮らしとしては、意外と充実したものがあるのではないかと思っています。いまの世代がいなくなってしまえば、集落の存在が危うい。これは都市部もかわらないと思います。
現代の住宅寿命が30〜35年という話を聞かれたことはあるかと思います。これは、建築の耐久性ではなくて、利用性の話です。家を継ぐ・・・という話もすっかり聞かなくなりました。であれば、いま、都市部に立ち並んでいる住宅たちも中古販売の可能性はあるものの、限界集落に近い状況にあると思います。

住まいは、いつものルーティーンをこなすための場ではなく、ふとした瞬間に自分の生を感じられることが必要な場ではないか?そう信じています。
地域に人が寄っていくのではなく、そこにいる人たちが地域をつくります。その原点が各住まいです。

無駄に広い、とにかく安く・・・。
そうではない、本当に必要な住まい、いるべき地域を多くの方に見据えてほしいです。

そんな想いの中、君津市はとてもよい場所だと思っています。
RGでした。<(__)>rg

ではでは。

#ツツミ建築設計室 #TUTUMI_ARCHI_STUDIO