150503-アカメモチ


どもども。

アカメモチ(カナメモチ)。
紅い葉が特徴で、生け垣などによく植えられています。

同じ"モチ"と付く木には、モチノキ、ネズミモチ、コガネモチ、クロガネモチ・・・などがありますが、アカメモチはバラ科だそうです。
とても強い木で、挿し木で増やすことができます。バンバン刈り込んで葉を密にし、暴風や目線を遮る役目を担ったりする木です。

住宅街でもよく見るこの木。
あたくしも常日頃から見掛ける木でしたが、今日は初めてその花を見ました。こんなに見事に咲くのか・・・と感動したほどです。

150503-ケヤキ

図書館前のケヤキ並木。
今年は特に新緑の色合いがきれいに思えます。日差しをキラキラさせる萌黄色。気持ちがいいです。


昨日は里山保全の活動があって、ふと思ったことがありました。

"木をつくる"。

"木"と"つくる"が合わさると、木工を思い浮かべてしまうのですが、樹木や草花もいつの間にか買うことが当たり前になってしまい、それを生むという行為をしなくなっていたな〜・・・と。

最近は、盆栽のための挿し木や種植えなどをしていましたが、あまり深く考えていませんでした。
挿し木も種からの発芽も成功率は50%ほど。意外と難しく、だからこそ買ってしまうのかもしれませんね。


今日もジョイフル本田の園芸館は人がたくさんいました。
一年草の草花をカートいっぱいに積み込んでいる人もたくさん。きっとこの連休でお庭を整備するんでしょうね。

以前は、そんな光景にも素晴らしさを感じていましたが、一歩突っ込んで考えると、毎年これを繰り返すのが当たり前になっている人にとって、この花たちは消耗品なんだろうな〜・・・と感じました。

枯れてしまったら捨てる・・・ゴミになってしまっている。

このことに今はとても疑問を抱くようになっています。

手入れはたいへんですが、やはり毎年のサイクルがやってくる、永続的な植物を身の周りに置いていただきたい。そんな気持ちが強いです。


里山整備も適した樹木があります。
これらを存続させていくには、定期的な人の手による世話が必要です。

自然=ほったらかし・・・という間違いをしている方は多いですが、人、あるいは動物が植物たちの中に入ることによって、自然(樹木や草花)は受け継がれていきます。


花を買い、鑑賞する・・・。

そこに、生む、育てる、という行為をぜひ加えていただきたい。

木をつくる。

これから必要な暮らしの一つだと思います。


とはいえ難しいんですよね・・・今日も2本、挿し木をダメにした・・・。(T-T)
次こそは!
RGでした。
<(__)>rg

ではでは。

++−+ : 木を感じる家づくり