150224-ホワイトオーク


どもども。

昨日の暖かな強い風は春一番だったんですかね???
また寒い日がやってくるそうですが、気分は春を感じます・・・一番好きな季節。(^-^)


春の陽気、ようやく作業をしていても気持ちよくできるようになりました。
明日納品予定のキッチン作業台を今日も制作してます・・・今は塗材の乾燥待ち。


Facebookにアップしました・・・構造用合板製の基部。

150224-作業台

今回はすべて現場組立なので仮組を。
棚板がもっと増えますが、概ねこんな感じです。

そして、依頼主のこだわりがこちら。

150224-天板

オーク一枚板(集成材)での天板。
今回は、予算の都合でホワイトオーク材です。国産材でいうところのナラ材に似たものです。

この木、とにかく堅くて重くて加工がたいへん。丸鋸がダメになるかと思いました・・・あと己の腰も・・・。(^-^;
これから組み立てるに当たり、釘などを打つ場合には先に穴をあけておかなければなりません。その分、しっかりしていて長持ちは間違いないと思います。

天板の仕上げは、100%植物性の木工油。植物油です。
へんな話、ごま油とかでもOKです。匂いはすごいことになりますが・・・。

150224-塗アイテム

天然油を塗るときは、刷毛よりも手拭いがよいです。むらなく均一に塗ることができます。

150224-オイルフィニッシュ

塗っている途中はこんな感じ。
白っぽかった表面がオイルでつややかになります。(^-^)


いまの建築業界にあって、材質としてのメインは"木質系"、"金属(鉄)質系"、"セメント(コンクリート)質系"となります。
その中であたくしは"木質系"を選びました。

サラリーマンの頃は、鉄やコンクリートばかりを相手にしていたんですが、感覚的に"木"に落ち着いています。
予算出しをすると、木造に比べて鉄骨造や鉄筋コンクリート造はコストが高くなる造りですが、実際の工事の難しさからいえば、木造も大してかわりません。
今回のように、大きな面積のものを一枚でやろうとすると、いくら集成材とはいえ若干の変形があります。この変形と付き合っていくのが木造の難しいところです。

例えば、フローリング。

フローリングには大きく3つのパターンがあります。
一つ目が、合板フローリング。変形しづらい合板に木目シートを貼り付けたもの。
二つ目が、積層フローリング。合板の上に薄い無垢板を貼り付けて、無垢調だけど変形しづらくしたもの。
三つ目が、無垢フローリング。天然木そのままの床材。

最近は、三つ目の無垢フローリングが、オーガニックであり人気もありますが、変形と付き合っていかなければならない性質を持っています。数年に一度、塗メンテナンスをする、イニシャルコストが高い・・・などのデメリットもありますが、本物の良さは捨てがたいです。
この変形を知らないがために、無垢フローリングはクレームにもなりやすいです。反ってしまったり、隙間ができるときがあったり・・・これは特徴ですので、くれぐれも問題だと思わないでください。


今日のように無垢材を相手にしていると、その難しさや、長年の付き合い方を思ってため息をついたりすることもあります。ですが、愛着がわくのも事実です。
オークを切るとそれはそれはいい香りがします。それはオイルフィニッシュをしているときにも同じです。なんかほんわかして、木材をスリスリ・・・。ちょっと怪しいですが、ついつい触れたくなるのも木の魅力かと。

常々、家は工事完成が始まりであり、そこからの暮らしが大切・・・と伝えています。
メンテナンスの容易さや頑丈な造り・・・というのも魅力的かもしれませんが、ともに変化を楽しむのもよいと思います。
いろんなものを木で作るようにしていますが、その質感や長きに渡り向き合っていくというその良さが皆さんにも伝わるといいな〜・・・と思っています。


そして何より、木の素晴らしいところは自然に還るところ。
環境を考える上で、この特徴は重要です。

150224-植物系バイオマス

最近は、植物系バイオマス燃料も注目されています。
この木屑もペレットになったりして私たちの生活の糧になっています。

ゴミを減らすこと・・・は、暮らしの中のいろいろなモノを廃棄するまでのライフサイクルを考えることで実現できると思っています。

そんなで、これからも木でつくることを薦めていこうと思っていますが、皆さんにもぜひ、木造りの魅力を知っていただきたいです。

木でDIY(日曜大工)、始めましょう!
RGでした。
<(__)>rg

ではでは。

++−+ : 木を感じる家づくり