141225-薪ストーブ


どもども。

今日は、クリスマス。昨日のクリスマス・イヴからどのように過ごされていますか?
ある人がいってましたが、いまはイヴイヴも大事なんだとか?なんでですかね?

普通に仕事の方が多いでしょうが(^-^;、ちょっと楽しい気分で過ごせるとよいですね。(^-^)

あたくしは、仕事や雑用・・・深夜まで年賀状の宛名書きをしたり・・・。どうもクリスマス気分がなく、年末年始の忙しなさを感じている状態です。(^-^;


さてさて、ツツミ建築設計室のfacebookでも少し書きましたが、この冬、ちょっと考えていることがあります。

春夏秋冬、どの季節をメインにして家づくりをするのか・・・と。

寒さに弱くなったので、冬”暖かい家”がいいな〜・・・と単純に思っているだけなんですが、この考え方も大切なのかな〜・・・と思ったり。
というのも、関西電力の電気代値上がり記事がありました。これからどこの電力会社も同じ傾向にあるのだと思います。一説には、現在のガソリンの値下がりは物価高騰の前触れでもあるそうで、これからはモノが安くなる・・・なんてことは考えない方がよい時代となりそうです。
お金の話ばかりでなく、地球規模の環境問題は、私たち人間にダメージを与えるものに変貌してきています。この瞬間はよいかもしれませんが、20年後はどうなっているのか、そんなことを考え、生活に置き換えていく必要が出てきています。


ハイテクは、文化を著しく高めたように見えますが、実はリスクを背負い過ぎて先に書いたような問題を引き起こしているわけです。アナログに戻るには個人の力を高めなければなりませんが、いきなり戻るのは難しいと思うので、いまから徐々に戻る努力をし、癖のようにしないといけないと思っています。


話しは戻りますが、冬”暖かい家”ってどうしたらよいのか?

室内の温熱環境は、外の気温そのものよりも”風”に影響を受けます。
同じジャンパーでも風を通すタイプと風を遮るタイプでは後者の方が保温力が優れています。体感温度は、風の影響を強く受け、風の強さにより気温よりも暖かかったり寒かったりする。・・・ということはどこかで聞いたことがあると思います。
このことを踏まえて、家を建築的に考えてみると、最近よく聞く”高気密・高断熱”ということになります。外の影響を受けづらくする・・・という考え方です。

じゃあ、ちょっと前までの家はダメなのか・・・というとそうでもありません。

世の中の断熱材。
この断熱材で最も大切にしなきゃならないのが”空気層”です。発泡系断熱材も然り、ペアガラス・トリプルガラスも然り、空気層の厚さがどのくらいあるのか・・・というのが断熱性能に大きく関わってきます。

なので、縁側のある家というのは、その縁側がいわば断熱材の役割を果たしているはずです。
日本家屋に縁側があるのは、もしかしたらそうした空気の中間層をつくることで寒さ対策していたのかもしれません。

では、なぜ古民家は寒いのか?

おそらく、床下の風通しが原因だと思います。
これはダメなことではなくて、家を長持ちさせるためには風通しを良くする必要があります。特に日本は多湿というカビが大好きな気候風土です。風通しを良くすることによってジメジメ感を一掃し、カビや腐り対策をしているわけです。

なかなか”暖かい家”って難しいんですが、考え方をかえて、生活スタイルからアプローチしてみましょう。

まず、冬に家の中で薄着でいないといけないのか?
これはものすごく疑問です。外に出るときと同じようにいれば、そんなに暖房に頼ることもないのではないでしょうか?とすると、家の中でも薄着でないと困る場所とそうでない場所に分けられそうです。
寝室・脱衣室・浴室・トイレ、ここはゴワゴワした厚着では過ごせないので暖める必要があると思います。その他のリビングなどは、ものすごく暖めなくても過ごせそうです。

ACは、部屋全体を暖める”全般暖房”で、これにありがたさを感じてしまって一般的になってしまいました。
暖かい空気は上に上がる性質を持っています。ACをつけたものの暖かさを感じられない・・・ということで今度は床暖房。部屋から見ると、過剰に温めていることになります。

火鉢やダルマストーブなど、日本が使い続けてきた暖房は”局所暖房”。近くにいると温まる。
いまはこれに注目しています。
先程も書きましたが、まず格好を考える、それから暖房を考える・・・という順番にすると、部屋全体が暖まっている必要性がなくなってきます。というか、いまの局所暖房は、ほのかに部屋全体を暖めてくれるほどの効率を持っています。なにより、人が出す熱が部屋を暖めています。
高効率型の局所ヒーターも増えました。これらを上手に使うことで暖かい家ができるんじゃないかな〜・・・と考えています。

寝室などは、その部分だけを高断熱にしておくことで、局所暖房でも十分に部屋を暖めることができると思います。部屋の大きさを小さくすれば、なお、効率良い暖房効果が得られますよね。
古民家などでは、いまの床上に断熱材を仕込んだ床を一段つくることでだいぶ断熱効果を上げることができると思います。縁側沿いは、破れた障子などを改善することで断熱性能を上げられそうです。

また、心理的にも局所暖房を薦める理由があります。

手をかざす・・・という行為がなにより暖かさをくれます。

ただ部屋が暖かいだけだとわかりづらいんですが、ストーブなどに手をかざすとやけに暖かく感じます。これはその行為によって暖かくなるという感覚を知らず知らず持っているから・・・だそうです。


”省エネ”は、器具に貼り付けてあるシールで得られるものではなくて、自分がどのように暮らすか・・・ということが大きく影響します。身近な行為が大きな環境問題に関係してくるとかはわかりづらいですが、必ず物事はつながっています。

”暖かい家”は、どのように寒さを受け入れるか・・・ということでもあります。
今冬はまた寒いんですが、一度、暮らしのスタイルから冬の過ごし方を考えてみてください。


お知らせです。
ツツミ建築設計室の年末年始の休業日ですが、12月27日〜1月4日にしました。
といっても、模様替えなどでだいたいは事務所周辺で作業していますが・・・。(^-^;
よろしくお願いします。
RGでした。
<(__)>rg

ではでは。

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