120226-インテリアグリーン


どもども。

【空間作り(後)】
【インテリアへの一歩】

”実践掘匹任后
「人主【juu】ワークショップ」の総括的な話です。

「人主【juu】ワークショップ」は、かなり専門的な部分からのアプローチで進んできました。住まいを作ることに対し、想像力だけでなく、法的規制やルール、単体と集団の解釈などが大きくかかわっているのがお解りいただけたのではないかと思います。さらに、なぜ”建築士”という資格があるのかも、この難解なことを普段の生活をしながらさらりとやれることではないということもご理解いただけたのではないかと思います。
しかし、重要なのは住まい手は皆さんであるということです。難しいことを理解していただく必要はないかと思いますが、そこに住むのが自分であるということが空間作りの重要素となります。そのことを忘れずにいていただきたいと思います。

通例、設計等の打合せを経て、家ができあがります。できあがったときに調度品がすべてそろっている、というケースも稀にありますが、家のみの提供という形が一番多いでしょう。この時点から皆さんの空間作りが始まっていくわけです。家具や置物などをどうしようか・・・そんな時間は楽しい時間であるとも思います。どんな家具メーカーがよいか、どんなインテリアにしたらよいか、そんな質問も多いですし、インテリア雑誌に読みふける姿もたくさん見かけます。
質問された時のアドバイスとしてはこんな回答をしています。

a.
「いいな〜」と思える雰囲気のものを目にしたらなんとなく真似をしてみる。
置いてあるもの、色使い、などピンと来たものを似せるとよいです。
b.
お気に入りのものを一つ定めて、それを出発点に統一感のあるものをそろえる。
ここでいう統一感は、自分の心の中の統一感ということでもよいと思います。他人が見るとバラバラでも、自分の中に共通の意識があることでまとまった形になります。
c.
雑貨等、購入するお店を同一にする。
販売店には個性もありますがコンセプトもあります。パートごとにお店を同じにしておくと整った感じを出せると思います。
d.
ないものはつくる。
そんなに難しいものを作ろうと思わず、小さなものや簡単にできそうなものをオリジナルでつくると空間自体に愛着がわいてきます。
棚などもDIYすると隙間ができなかったり、気にいった感覚や寸法のモノができると思います。

120226-雑貨づくり


いずれにしても、どうしよう・・・と悩むよりは感覚的に一つのアイテムから始めていくことがよいと思います。個人の部屋ではわりに簡単ですが、家族室になると趣味がわかれますので相談したり無難なところで落ち着かせるのがよいと思います。インテリアは本当に好みが出ます。しかし、これが一番身近な空間作りとなるので、じっくり進めてみてください。

最近はネット通販が充実していて様々な国のスタイルを再現することもできます。

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あたくしは、日本の昔のスタイルもなかなか好きなので、こんなのもよいな〜・・・と思います。

忘れていけないのは、空間は室内だけではないということです。屋外の景観や環境もインテリアとして取り入れられれば広がりも感じられるインテリアがつくれると思います。
樹木や空、街並み、光の色など、なるべく遠くまで通り抜けるような感覚を得られる窓の景観があるインテリアもお薦めです。

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”家”は、最も自分がいる建築空間だと思います。そこをどんな風にするのか、どんな心持で過ごしたいのか、そんなことを考えながらインテリアコーディネートに挑戦してみてください。憧れ、ではなくて、自分の空間、であることが大切であると思います。

3月のテーマは、「継承」です。建築は文化です。後世に受け継がれるべきものも多くあります。そして、本来我々が受け継いでいなければならなかったものがあるはずです。そのあたりを少し考えてみます。
RGでした。
<(__)>rg

ではでは。

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