111030-まちづくり


どもども。

【まちづくり】

”地域”の3回目です。
前回のWSと似た話ですが、いま住んでいる「まち」をここでは考えてみます。

+ WORKs +
a.
前回のWSのように、今回は皆さんが現在お住まいの「まち」について、「こんな風にしたい!」ということをイメージしてみてください。
b.
そのイメージに対して、いまからできることはなんですか?(例えば、庭先に花を植える、近所の人たちと話をする、など)
c.
ぜひそれらを実践してみましょう!

なかなか”計画”と“実行”には溝があって、こうした話は進めることが難しいと感じています。
前回の”地域計画”は、これからどうしようか・・・という想像の産物で、主にハードの整備が目的となります。今回の”まちづくり”は、主役は地域住民の皆さんで、できること、あるいは、やれそうなことを実践していく、そんな風にあたくしはとらえています。
東日本大震災後の地域復興も、なかなか計画する側と住民との間に大きな溝があるように思われますし、以前、妙高高原で地域計画をしたときにもあたくし達と行政側には大きな違いがありました。その溝を埋めながらことにあたるんですが、最後はどれだけ多くの人たちがそこの地域のことを考えているか、ということが大切になってくると感じました。
このWSでは、周辺環境から始まって、自邸、自邸がある地域、少し足をのばした地域、と家づくりに関係があるのか?と疑問に思うようなことも考えていただきました。あたくし的な考えですが、これらはすべて”住む”ということに対して重要な要素だと考えています。建築家は建物を考えるのが務めだろう・・・と思われている方も多いかと思いますが、「都市計画」・「環境工学」・・・などの講義があるくらい、建物だけに特化したものではありません。計画するモノにはいつも人がいて、生活が営まれることを考えています。そして、生活を営んでいる人たちが造りだすのが「まち」です。当たり前のように、案外無関心に、いまの生活があるかもしれません。ですが、少し意識をもっていただくことでその「まち」はもっとよくなると思います。そんな人が増えれば増えるほど。
「いいなぁ・・・」。そう思える「まち」を皆さんに造っていただきたいと思います。

11月のテーマは、「法律」です。かなり専門的な分野ですが、あたくしたち設計者と建主さんとで特にギャップがあるのがこの部分です。簡単には知っていただきたいと思います。
RGでした。
<(__)>rg

ではでは。

tutu-tu ARCHI STUDIO