110715-アイテム


どもども。

【アイテム】

”空間”の2回目です。
前回、お気に入りの部屋の床・壁・天井の画を描いていただきました。実際にはそこに家具などがあるかと思いますが、それを無視していただきました。今回は、皆さんにデザイナーになっていただきます。

+ WORKs +
a.
現在ある家具でもよいですし、インターネットや雑誌などでみつけたものでもよいので、対象となっている部屋に置きたいものをチョイスしてください。
b.
aで選んだものを置くのに棚やニッチなどが必要ならそれも考えておきます。
c.
描いていただいた部屋、リビングであったり寝室であったりしたかと思いますが、そこにチョイスした家具や雑貨など、「こんな風にしたらいいなぁ」というものを描きこんでいきましょう。

いかがでしょう?いくつものパターンがあっていいと思います。余裕があれば、照明器具なんかも描いてみてください。
家の設計を依頼されたときにどこまでをデザインするのかは建主さんとの話し合いになります。基本的にはハードの部分までですが、時折、インテリア全般まで頼まれる時もあります。が、これはかなり難しい依頼です。
いままでにお話ししてきたように、住まう人の生活をつくるための家、というスタンスではありますが、細かいセンスまでは描写できるかというとかなりのリサーチが必要になります。こちらで想定する生活から選択するインテリアアイテムはいくつかありますが、生活の仕方、時間の経過などによって幾重にもかわっていきます。家にとって家具や雑貨、建主さんも含めてソフトになります。千差万別のその部分は皆さんのセンスや生活がメインになって、皆さんが作る部分です。家という建物はそのお手伝いをする一部分です。
最近よく図書館に行くんですが、建築雑誌、特にインテリア雑誌を手にしている方の多さに驚きました。皆さんいろんな考えをもって家に対して思い描いているのだな〜とわかります。雑誌で受けるイメージは大切かと思いますが、必ずしも雑誌に掲載されているのがよいものではありません。たくさんの物や例に触れて、その中から少しずつ自分に合ったものを選択していただきたいと思います。あたくしなんかはしょっちゅう模様替えをしてきました。ここにきてようやく落ち着いてきたかな?と思いますが、ふとするとまたちょこちょこといじったり、モノが増えていたりします・・・。
今回のワークショップをしながら、少しいろいろな路線をみていくのも楽しいと思います。

次回は【color】です。色がもたらす影響について考えてみます。
RGでした。
<(__)>rg

ではでは。

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