110624-スペーシング


どもども。

【部屋の広さ】

”間分”の4回目です。
前回までに、「生活」やそれに伴う「ゾーニング」などをしていただきました。今回は、「生活の行為」に対して、どのくらいの広さがあったらよいか、というのを考えてみようと思います。

+ WORKs +
a.
前回までのWSでまとめた「生活」と「部屋(場所)」を結びつけて、そこでする行動をまとめる。
b.
その行動(行為)に必要なモノを書き出す。(例えば、”寝る”=”寝室(寝るスペース)”=”ベッド・寝具・ライト”、のように。)
c.
bで書き出したモノの大きさをきちんと測り、その部屋(場所)の必要な大きさを考える。

住まいの計画の打合せにおいて、「寝室は8帖くらい・・・」といったような会話は当たり前のように行われています。これは、常識的であったり、いままでの経験上での話であったりしますが、つきつめたものはあまりない方も多いかもしれません。最近では”子供部屋”という概念が変わっていまして、子供スペースに関しては”寝室”と“ワークスペース(勉強部屋)”となってきています。大人でいうところの“寝室”と“書斎”みたいなものです。もうおわかりかと思いますが、”寝室”でする行為と”ワークスペース(勉強部屋)”でする行為には全く違う要素があります。特に子供の場合、勉強机とベッドが並んでいると、ベッドに転がってしまいたい衝動にかられる率がほとんどだそうです。それはそうですよね・・・。
このように、行為により必要な空間が決まってきます。そして、大きさ。広すぎても落ち着かず、狭すぎても、これまた落ち着きません。また、個人差もあり、多少広めを好む人もいれば、キチキチ感を好む人もいます。そのようなことを考えつつ、部屋(場所)の広さは決めていきます。漠然と広さの羅列をしていって困るのが、過剰に家が大きくなってしまうことです。廊下や階段などは考えに入っていない場合が多いので、これを無視して部屋を並べると法律上無理な広さの家となるケースもあります。
今回までに、生活に応じたスペーシングを考えてきました。この部分は住まいの計画を出発する前にきちんとしておきたいことです。ここから先は具体的に形にしていく作業になり、想像や工夫したりして一つ一つができあがっていきます。なんでもそうですが、何事も礎となるものがきちんとしていないとできあがったものはバラバラに感じるようなものになってしまいます。今後、このWSでも少しずつ空間を作っていこうと思いますが、改めて、ここまでの作業を振り返っていただきたいです。そして、現在の住まいと見比べて、自分なりの考えをまとめてみてください。

7月のテーマは、「空間」です。いよいよ空間を構成する要素について話を進めていきます。材料や色、空間のとらえ方など、すぐに模様替えなどに役立つと嬉しいです。
RGでした。
<(__)>rg

ではでは。

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