110530-しずく


どもども。

カーラジオを聴くまで知りませんでしたが、関東地方、梅雨入りしたんですね。しばらくは雨空とにらめっこの季節ですね。
梅雨時期は建物にとってもちょっと苦しい時期です。湿気、結露、雨漏り・・・など、不快な問題がやってきます。この”湿気”に関する問題は本に書かれているほど問題視されていて、いろいろな対策も考えられていますが、なかなか自然現象に対して完璧な措置などはできないものです。ただ、ちょっとした知識を持っていることは何かの役に立つかもしれません。ちょっとだけお話を。
「結露」は、温度差によって生じる現象です。壁材を介して、温度差が激しい場合に結露が起きます。風が通ることによりその温度差を中和するのですが、空気が動かない場合には結露します。サッシ周りや北側の壁が結露するのは、外と内との温度差が激しい部分なので、風通しが悪いと結露します。最近では”外断熱の家”というのがありますが、考えとしては効率的です。ただし、壁内で結露するので、壁内換気扇が設けてあります。このスイッチを切ってしまっている家が多くあるようです。一見して結露は見えないので大丈夫と思われるかもしれませんが、壁内は湿潤で、断熱材が水浸し・・・という事例は非常に多いです。ちなみに、断熱材は水を含んでしまうとほとんど断熱効果は得られません。経費削減でスイッチを切られているかもしれませんが、数年後、思わぬしっぺ返しが来るので気をつけてください。
また、サッシ周りの結露にも注意してください。最近の住宅のほとんどはアルミサッシです。ガラスをペアガラスにしているので安心・・・と思われている方も多いと思いますが、ガラスは平気でもサッシ枠で結露します。アルミは温度変化により素材自体が温度変化するので結露がしやすい状態になっています。最近では樹脂サッシ(断熱サッシ)というものがあり、こちらはサッシ枠での温度のやり取りが少ないので結露しずらくなっています。参考までですが・・・。
「雨漏り」は原因究明が非常に難しいです。例えば、前述した壁内結露の水がたまって、時間を経て表に出てくる場合もあります。雨漏り?と思っても一概には言えないんですね。この現象は私の家でも体験しました。結露水が天井に染み出てきてしまったんです。
もちろん実際の雨漏りもあります。施工不良によるケースもありますが、大概は風の強い時の巻き風が原因のようです。特に君津界隈は風が強いので、この可能性に気をつけてください。最近では軒の出を小さくした家が多いので特に注意が必要かもしれません。庇のないサッシ周りも同様です。

いずれにしろ、水が通る道は癖になるケースが多いです。一度水が通るとどういうわけか同じように通りたがる、というものです。
およそ一ヶ月ある梅雨ですが、まめな雑巾がけや水みちのチェックをしてみてください。面倒くさいですが、梅雨のある日本なので、それも住まいの時間の一つと思ってください。
RGでした。
<(__)>rg

ではでは。

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